一般社団法人 日本ウェルエイジング検定協会 理事
日本皮膚科学学会認定・皮膚科専門医
一般社団法人・日本コスメティック協会・名誉理事長
一般財団法人・内面美容医学財団・学術理事
グランプロクリニック銀座・理事
グランプロメディカルメディカルスパRHA・医学顧問
コスメプロデューサー
美容&医療ジャーナリスト
東京女子医大卒業。慶応病院や済生会中央病院などで臨床経験を積んだ後、1997年に渡仏。
美容皮膚科学、自然医学、抗老化医学などを研修する。
現在は皮膚科専門医としてグランプロクリニック銀座で毎週木曜日、診療を行っている。
他大手製薬会社やコスメメーカーなどのコンサルタントをつとめるかたわら、美容ジャーナリストとして様々な雑誌メディアでも活躍。
「Dr.MANAのそんな肌でいいのですか」(講談社)
「Dr.Manaの すっぴん肌力」(講談社)
「美の事典」(WAVE出版)
「女性誌にはゼッタイ書けないコスメの常識」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
「日本女性のための本当のスキンケア(洋泉社)」
美肌を保つために欠かせないスキンケア
自己流でやっているという方や
高級な化粧品を使っているのに美肌にならない
という声も多く聞かれます。
巷には多くの美容情報が溢れていますが、すべてが正しいとは限りません。
そこで、今回数々の女性の肌を診療してきた皮膚科専門医でジャーナリストとしても活躍するDr.MANAこと岩本麻奈先生が女性の切実な悩みにズバリ答えます。
スキンケアの3原則
体重の16%を占める皮膚は臓器。
その役割は、保護・分泌・体温調節・貯蓄・排泄・知覚と実に多彩。
皮膚は臓器である以上、これらの作用がきちんと機能することが重要で、キレイの前に健康であることが大前提ですね。よく、
「キレイになるために、いろいろなコスメを試していたら、むしろ肌の調子が悪くなった
という相談を受けます。
そう、残念ながら肌を手入れする時間とかけたお金と実際の肌の美しさは「比例しない」ものなのです!
スキンケアの本質は
- ① クレンジング
- ② 保湿
- ③ 保護
の3つに尽きるでしょう。
Dr.MANA
中でも重要なのはクレンジング。
どんなに高品質の化粧品を使ったとしても、クレンジングが不十分だと、効果は得られません。
キレイの道はクレンジングから
と言ってもいいくらい、重要です。
次にクレンジングと同じくらい大切なのが保湿。
湿度が低いと分泌される因子が、色素沈着やシワ、タルミ、キメの乱れを促進することが、わかっています。
アンチエイジング=保湿なのです。
自己流スキンケアでやりがちなのがお手入れのし過ぎ。
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
Dr.MANA
自己流による過剰なお手入れで、拗らせてしまうくらいなら、クレンジングと保湿以外何もしない方がマシと言いたいですね。
よく自分に合うコスメがわからないから「オールインワン」を選ぶという方がいます。
が、これもまた、考え物で成分が多いとアレルギーのリスクが高まることを知って欲しいですね。
ネットの口コミも怪しいものです。
正しい情報もありますが、それ以上にフェイクニュースのてんこ盛り。
では、どうやって自分に合うコスメを見つけましょうか?
Dr.MANA
一番いいのは、 遺伝子検査。遺伝子は生涯変わらないので1度受け、自分の肌質の特性を知ることもお勧めです。
コロナ時代のスキンケアとしてプラズマグロースに注目!
Dr.MANA
化粧品とは違いますが、最近、私が注目しているスキンケアは「PLASMA GROUWTH(プラズマグロース)」。
プラズマに2種類の超音波、Wソノポレーションを組み合わせたフェイシャル機器です。
電子を帯びた気体であるプラズマは、医療機関ではすでに活躍していましたが、美容領域でのプラズマは新しいですね。
医療機関で行われるプラズマ治療は減菌・殺菌・クリーニングが主な目的でニキビ治療に用いられることが多いようです。
スキンケアとしての「プラズマグロース」も、同様にプラズマで肌表面の汚れや余分な角質を取り去った後、ソノポレーションで導入と再生を促すという仕組みです。
私も先日体験しましたが、優しい感触が心地よく、オゾン臭が殺菌を感じさせてくれますね。
施術中、肌がポカポカしてお顔の血流がアップするのがわかります。
プラズマでピーリングしているのですが、痛みはまったくありません。
30分足らずの施術でしたが、リラックスとピーリング・血行促進が体感できました。
Dr.MANA
プラズマはもともと殺菌力が優れているので、コロナ時代のスキンケアに合った、新感覚のフェイシャルマシンだと思います。
またプラズマグロースによるお手入れは、スキンケアの本質である「クレンジング・保湿・保護」の3原則を満たしている理想的なスキンケアといえるでしょう。
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル