物価高による値上げを許容してきたペットオーナーの購買意識がシビアになり始めている一方、付加価値の高いペットの健康維持に直結する商品や明確な機能的エビデンスを持つ商品が伸長しているペット関連用品の国内市場を富士経済が調査し、その結果を発表しました。

ペットフードは、ペットの家族化を背景に、ペットオーナーのペットに対する健康意識が上昇しており、スナックや健康志向フード、サプリメントの伸びによって2025年の市場は拡大しました。今後も、プレミアムフードは好調を維持するとみられるほか、サプリメントは、動物用医薬品メーカー以外からの参入も増え、市場拡大が予想されます。また、スナックでは犬用デンタルガムの伸びや、キャットプレミアムフードブランドからのスナック投入なども市場拡大に貢献するとみられます。
プレミアムフードの2025年は、前年に療法食の商流が変わり、疾患の予防目的で利用していた層の需要が流入したため、市場は前年比5.0%増となっています。ペットの家族化を背景に、ペットオーナーの安全安心志向が上昇しており、高品質な原材料を使用したプレミアムフードの需要が高まっている傾向が見られます。また、保護団体が、ペットの譲渡会で日常的に給餌していたプレミアムフードを紹介し、その影響でペットオーナーの購入につながるケースもみられているようです。


健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
