エステサロンの開業は、比較的開業のハードルが低いと言われています。
そのため、大手エステサロンで経験を積んできた方だけでなく、未経験でも開業を検討している方もいます。
しかし、ハードルが低いとはいえ、お客さんに満足してもらえるサービスを提供できなければ、開業も失敗に終わってしまう可能性が高いでしょう。
そんなときに知っておきたいのが、エステサロンのフランチャイザーです。
今回は、フランチャイザーとは何なのか、フランチャイザーを活用するメリット、おすすめのフランチャイザーなどをご紹介します。
エステ開業を検討している方や、できるだけリスクを抑えて開業したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
エステ開業に活用できるフランチャイザーとは
フランチャイズなら聞いたことがあるけど、フランチャイザーは聞き馴染みがないという方は多いでしょう。
エステ開業におけるフランチャイズは、フランチャイズ本部から商品、サービス、経営に関するノウハウなどを提供してもらい、フランチャイズ加盟店としてエステサロンを運営するビジネスモデルのことを指します。
フランチャイザーは、言わばフランチャイズ本部のことです。
似ている単語としてはフランチャイジーが挙げられますが、これはフランチャイズ加盟店のことを指します。
エステ開業でフランチャイザーを活用するメリット
では、エステ開業においてフランチャイザーを活用するメリットにはどのようなものが挙げられるのでしょうか。
今回は、エステ開業でフランチャイザーを活用するメリットを4つご紹介します。
開業費用を抑えられる
先ほども少しご紹介したとおり、フランチャイザーはフランチャイジーに対して、エステ開業に関するノウハウやサービスを提供します。
経営の知識はもちろん、手厚い研修があったり、物件取得費を負担してくれたりするため、開業費用をグッと抑えられるのです。
エステサロンに欠かせないエステ機器を無料でレンタルしてくれるフランチャイザーもあります。
また、備品や商材、物販品なども仕入れ価格で購入できることがほとんどです。
個人で開業するよりも集客しやすい
フランチャイザーの活用は、集客のしやすさにもつながります。
フランチャイズ契約をすると、フランチャイザーがフランチャイジーに対し、マークや名称を使える権利を与えます。
つまり、ブランド力や知名度の高いフランチャイザーと契約を交わせば、始めからある程度知名度があるエステサロンを開業できるのです。
知名度のあるエステサロンは、お客さんも安心して利用できるため、個人で開業するよりも集客が容易になると言えます。
中には、集客に関するサポートを用意しているフランチャイザーもあります。
チラシや雑誌広告、看板といったオフライン媒体はもちろん、自社ホームページ、SNS広告などのオンライン媒体での集客を行ってくれるフランチャイザーも少なくありません。
エステ開業で起こり得るリスクを減らせる
エステサロンの開業に限らず、開業にはリスクが付いて回ります。
開業費用が予算を上回ってしまい運転資金が少なくなってしまう、集客が上手くいかない、リピーターの獲得ができないなど、起こり得るリスクは様々です。
フランチャイザーとフランチャイズ契約を結ぶことで、開業費用や運転資金の使い方からリピーターの獲得まで幅広くサポートしてもらえます。
多くのフランチャイジーをサポートしてきた実績があるフランチャイザーであれば、より少ないリスクで開業できると言えます。
フランチャイザーを活用する際に知っておきたいこと
フランチャイザーとフランチャイズ契約を結ぶメリットは多くありますが、フランチャイズ契約ならではのデメリットもいくつかあります。
デメリットを把握し、それでも納得して契約できるかどうかを改めて考えてみてください。
理想のサロンを追求しづらい
エステ開業を検討している方の中には、自分の理想とするエステサロンづくりを行っていきたいと考えている方もいるでしょう。
しかし、フランチャイザーと契約するとなると、フランチャイザーが決めたルールに則って経営していかなければなりません。
例えば、アットホームな雰囲気で施術はオールハンドのサロンにしたいという場合でも、フランチャイズのブランドイメージがラグジュアリーなら、それに従ってサロン作りを行う必要があるのです。
商材、備品、エステ機器、物販品もフランチャイザーが取り扱っているものしか使えないというケースも多いです。
自分がよいと思ったものだけを取り入れたい、内装もインテリアも全てこだわりたいといった方には向かないかもしれません。
他店でのトラブルが自店に悪影響を及ぼす
ブランドの知名度が高いからこそ、他店で不祥事やトラブルが起こってしまうと、自分のサロンにも悪影響が及ぶ可能性があります。
この場合、いくら自分の店舗が優良であっても、大きなダメージを負ってしまうことも少なくありません。
もちろん、自分のサロンで起こったことが他店のイメージを下げてしまうこともあるため、その点にも注意しながら運営していく必要があるでしょう。
開業費用の回収に時間がかかるケースもある
エステサロンを開業するためには、開業費用だけでなく、運転資金も欠かせません。
フランチャイザーと契約すると、店舗家賃や水道光熱費、備品代だけでなく、ロイヤリティなど、フランチャイズならではの費用も発生します。
ロイヤリティとは、ブランド名や経営ノウハウを提供してもらう代わりに支払う対価のことです。
さらに、フランチャイズに加盟する際にかかる加盟金、保証金、研修費用などがかかることも多いです。
ブランド力を借りられるからといって、最初から多く売り上げられるわけではないため、開業費用の回収に時間がかかるケースもあるということを覚えておく必要があるでしょう。
エステ開業におすすめのフランチャイザーは？
最後に、エステ開業におすすめのフランチャイザー「プロラボホールディングス」が展開するフランチャイズをご紹介します。
プロラボホールディングスは、エステプロ・ラボのインナービューティサロンをはじめとして、様々な事業でフランチャイズ加盟を募集しています。
インナービューティサロン
エステプロ・ラボと言えば、インナービューティに特化した商品を販売したり、ファスティング・サプリメント指導などを提供したりするサロンです。
インナービューティサロンは、専門店舗としてだけでなく、個人で経営するエステサロンとの併設型店舗として導入することも可能です。
エステプロ・ラボのブランド力を借りながら、自分だけのエステサロン作りができます。
幹細胞エクソソームトリートメントサロン
1.5坪から始められるエステサロンのフランチャイズです。
プロラボホールディングスオリジナルの技術が詰まった「グロッティプロ」という機器を導入できるため、特別な技術を持っていなくても本格的で効果的な施術を行えます。
加盟金や機器の導入費はかかりますが、ロイヤリティは0円なので、ランニングコストが抑えられるのも魅力です。
加えて、エステプロ・ラボのインナービューティ商品を物販品として取り入れることもでき、差別化も図りやすいと言えるでしょう。
今回は、エステ開業に活用できるフランチャイザーについてご紹介しました。
フランチャイザーと契約することによって、開業費用を抑えられるほか、集客しやすくなるため、エステ開業ならではのリスクを軽減できます。
ご紹介したおすすめのフランチャイザーもぜひチェックしてみてください。
