ママ・パパが「かぜ」などの体調不良時に困ったことのトップ3は「子供の世話」「食事やお弁当の準備」「子供の送り迎え」
全薬工業(本社東京都文京区)は「かぜなどの体調不良時の困りごと」に関して、小学6年生(12歳)までの子供がいる男女831人(男性427人、女性404人)を対象にインターネット調査を行い、その調査結果を発表しました。
「かぜ」かもと感じる体調不良の際に約7割のママ・パパがセルフケアで対応
最初に「ご自身が『かぜ』かもと感じる体調不良の際に、自分のために行うことはなんですか?」と聞いたところ「睡眠をしっかりとって安静にする」、「かぜ薬をのむ」、「栄養がある食事を取る」がトップ3となりました。
さらに、「病院へ行く(30.9%)」という項目の回答数から、約7割のママ・パパが自宅でセルフケアをしていることが推測されます。(グラフ1)
「かぜであっても普段通り、掃除、洗濯、食事の準備や片づけ等の家事は行う」は4割に上り休めない現状が浮き彫りに
一方、ご自身が「かぜ」かもと感じる体調不良の際に、自分の身体のケア以外で行うこと』について聞いた質問では、パートナーや勤務先等への連絡、食材の買い出しを押さえ1位になったのは、「かぜであっても普段通り、掃除、洗濯、食事の準備や片づけ等の家事は行う」でした。「かぜ」かもと感じる体調不良の際でも、ママ・パパが家事を休めない現状が浮き彫りになりました。(グラフ2)
体調不良の際に困ったことは「子供の世話」「食事やお弁当の準備」「子供の送り迎え」
ご自身が「かぜ」などの体調不良の際、『実際に困ったこと』について聞いた質問では「子供の世話」、「食事やお弁当の準備」、「子供の送り迎え」が上位となりました。いずれも体力が特に必要で、体調不良の際に辛いと思われるものが上位にランクインしています。(グラフ3)
体調不良に備え栄養ドリンクやパウチゼリーを用意している傾向が
日頃の備えについて、「家族がかぜなどの体調不良になった時のための備えとして何か準備をしていますか」と聞いたところ、「かぜ薬の用意」がダントツで1位に。続いて、「氷嚢など熱を下げるためのアイテムの用意」、「食欲がなくても食べられそうな、パートナーや子供の好みの食べ物の用意」と続きました。(グラフ4)
また、「ご自身がかぜなどの体調不良になった時の備えとして、自分のために何か準備をしているか」と聞いたところ、上位2つは「かぜ薬の用意」、「氷嚢など熱を下げるためのアイテムの用意」と続き、家族のために準備するアイテム と同時結果となっています。3位には「栄養ドリンクやパウチゼリーなど、手軽に栄養補給が出来る物の用意」がランクインしています。「かぜ」などの体調不良でも家事を休めないママ・パパにとって、かぜ薬や氷嚢に続いて栄養補給が出来るドリンクやパウチゼリーを用意しておきたいというニーズが浮かび上がる結果となりました。(グラフ5)
体調不良時「安静にしたいので静かにしてほしい」がダントツ1位に
ご自身がかぜかもと感じる体調不良の際に、「家族にこうしてほしいと思ったことはありますか?」という問いに対しては、「安静にしたいので静かにしておいてほしい」がダントツの1位(48.9%)となり、ママ・パパの体調不良時のニーズが読み取れる結果となっています。(グラフ6)
最後に、ご自身がかぜなどの体調不良の際に、「前もってやっておけばよかったと後悔したことはありますか?」と聞いたところ、「特にない」という回答が最も多く、次に「食欲がなくても食べられそうな物のストック」、「レト ルト食品などすぐ食べられる商品のストック」、「かぜ薬の用意」、「手軽に栄養が取れる栄養ドリンクやパウチゼリーのストック」という回答が続きました。 食品のストックは、自身で食べるものと、食事の用意ができない場合の家族が食べるものになりますが、自身が安静にして早くよくなるためにも食品のストックは重要な備えと言えそうです。(グラフ7)
健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル