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国内サラブレッド馬由来プラセンタは別格な存在

サラブレッド

馬由来プラセンタの先陣を切ったのが、国産サラブレッド馬由来プラセンタです。サラブレッドという力強く、綺麗なイメージもあることから次第に国産サラブレッド馬プラセンタが注目されるようになりました
国内のサラブレッドは「走って賞金をかせぐ」経済動物として生産されており、近年では約8千頭前後の仔馬が誕生していると言われていますが、馬の育成や管理などで莫大なコストがかかるため原料コストも高くなります。

サラブレッド

サラブレッドの繁殖期は毎年1月〜6月で3、4、5月が出産のピーク。当年度分をこの間で採取し、それ以降が採取できないため供給量に限界があります。国内のサラブレッドに関していえば前述した通り1月〜6月に出産しますが、これは日本の競馬システムと連動しているのです。日本の競馬自体は年間を通して開催されていますが、日本の競走馬(サラブレッド)は2歳の6月から順次デビューします。生まれた年が0歳。そこから2年の育成期間を経てデビューしますが、牝馬が全て繁殖馬となるわけではなく、競走成績や血統背景などによって厳選された馬だけが繁殖馬となれます。競走馬が繁殖馬となる時期が概ね3月〜5月頃。その後、種牡馬からの種付けを経て受胎が確認されると約10か月後の翌年1月〜6月に出産します。このようにサラブレッドは徹底した管理や育成プログラムに合わせた生き物で、馬の中でも別格な存在と言えるのです。

サラブレッド

そういった物理的要因もあり南半球(日本とは逆)などの海外産の馬プラセンタへの需要も増えてきているのが現状ですが、「国内外産問わず、豚に比べれば原料コストも高く、高級指向なので販売会社の経営者や開発担当者も豚に比べ真剣度が明らかに高いですね。それなりのコスト高になるため、失敗は許されない覚悟の表れを強く感じます。特に中小の販売会社にとっては投資額も大きくなります」(原料供給メーカー)との現場サイドの声もあるのです。

プラセンタ製品は化粧品、健康食品、ドリンクタイプなど様々な形態の製品が流通されていますが、多くは豚由来のシェアが多いです。馬由来の製品もシェアは拡大傾向ですが海外産のものが多く、それはやはり、一般消費者への販売価格を考慮した場合、国内産サラブレッドでは採算面で折り合わないという一面もあるのです。逆に国内産サラブレッドを謳った製品が通常より低価格であった場合、配合量が少なめだったりするケースがあります。配合量が少ないとエビデンスを訴求するための効果配合量に満たない場合があるため、低価格の国産サラブレッド馬プラセンタの製品には注意が必要です。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子

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