エステ開業

エステサロンの経営を成功させるために、開業後するべきことは?


様々な手続きや準備を終え、エステサロンを開業でき、やっと一息つけると思ったら大間違いです。
エステサロンは開業してからが本当のスタートになります。
この記事では、エステサロンの経営を成功させるために、開業後にやるべきことをご紹介します。

サロン経営を成功させるためにやるべき6つのこと

サロン経営は開業してからが本当の始まりです。
以下では、エステサロンを成功させるためのポイントをご紹介します。

新規顧客を獲得


開業したばかりの頃は、当然ですがお客様はゼロです。
そのため、経営を軌道に乗せるには新規顧客を獲得することが大切です。
新たな顧客を開拓するべく、様々な施策を打ち出しましょう。
大手検索サイトにサロンを掲載したり、広告を出したりするのも1つの方法です。
また、紹介制度を取り入れると、オープニング時に広告を見てやってきた顧客が新しい顧客を連れてきてくれる可能性があります。
広告とは違い、低コストで新規顧客を獲得できるため、紹介しやすくなるようなキャンペーンや制度を導入するのも1つの方法です。

リピーターにつなげる


リピーターを確保することができれば、定期的な収入が見込めます。
何度も継続して訪れたくなるようなメニューを打ち出しましょう。
ポイントカード制度を取り入れたり、来店後のアフターサービスに力を入れたりすると良いでしょう。
また、「次も来たい」と思ってもらえるよう、技術力はもちろん、コミュニケーション力の向上を図ることも重要です。

イベントを実施する

お気に入りのメニューがあることは重要ですが、だからといってずっと変わらずに同じである必要はありません。
美容にはトレンドがあります。
また、季節によって必要なケアや情報も異なるため、トレンドや季節に応じたメニューを提供することが大切です。
紫外線ケアや乾燥肌改善キャンペーンなど、その時々の悩みや状況に合わせて来店イベントを実施しましょう。

お店を宣伝する


低コストで実施できるクチコミや紹介キャンペーン施策は重要ですが、それだけでは新規顧客を獲得したり、リピーターにつなげたりするのは難しい場合があります。
広告費はかかるものの、大手美容サイトやSNSへの広告掲載を検討しましょう。
また、SNSを活用し、サロン情報やキャンペーン内容を発信するのも効果的です。
掲載しても効果が実感できない時は、「SNSを見た方限定!」「美容サイトからの予約者限定」などのキャンペーンを実施するのもおすすめです。
予約客にプラスのサービスを提供し、集客につなげましょう。

客単価のアップを目指す


客単価のアップは、売上アップにつながります。
予約メニューにプラスできるような特別メニューを検討してみましょう。
例えば、「10分間の頭皮ケア」「フェイスパックの追加」など、高すぎず「このくらいならいいかも」と思えるプチプライスでできるオプションはオーダーしやすくおすすめです。
また、サロンで使用しているスキンケア用品などを販売するのも1つの方法です。
化粧品メーカーと契約すれば卸価格で仕入れできるほか、顧客が購入することでインセンティブが見込めます。
施術以外の収入を得ることができるため、経営の安定が期待できます。

人脈を広げる

エステサロンの経営を成功させるには、人脈を広げることも大切です。
開業し、ある程度落ち着いたら、同業者はもちろん、他業界の経営者と積極的に交流しましょう。
開業支援向けセミナーやエステの技術講習、異業種交流会などに参加すると、新たな人脈を広げることができるほか、サロン経営におけるヒントが見つかる可能性が高まります。

集客につながる3つのポイント


エステサロンの開業後やるべきことの中でも、「集客」は特に重要な要素です。
以下では、集客につながるポイントを3つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ターゲットを定める


エステサロンの集客効果を高めたいなら、まずはターゲットを定めましょう。
例えば、「乾燥肌に悩んでいる30代女性」「肌のたるみに悩んでいる40代女性」といった具合に、架空のユーザーを想像します。
そして、架空のユーザーに合わせたサービス内容を提供することで、同じ悩みを持つ人に効果的にアプローチできます。
なお、「肌のたるみに悩んでいる40代女性」の場合、「子育てが忙しく手入れに時間がかけられない43歳専業主婦」など、ユーザー像をより具体的に決めると、マーケティングの効果を高めることが可能です。

ポスティングを行う

新規顧客を開拓するには、ポスティングによる宣伝も有効です。
ポスティングなら、普段SNSやインターネットを活用しない世代にもエステサロンが開業したことを知ってもらうことができます。
幅広い世代を対象とした地域密着型サロンを目指すのであれば、やっておいて損はないでしょう。
ポスティングするチラシに割引券やクーポンを付けると、より集客効果を高めることが可能です。

SNSを活用しお店の宣伝をする


ポスティングと並行して、SNSを活用したお店の宣伝も行いましょう。
新しいエステサロンを探す時、SNSを活用する人は多いです。
どんなメニューを提供しているのか、価格はいくらなのか、など、エステサロンを探している方が知りたいであろう情報をどんどん発信していきましょう。
また、お店の内装や外観、施術風景やどんな人が施術しているのかなどの情報がわかると、集客につながりやすいと言われています。

集客が思うように上手くいかないときはエステ機器を導入するのもおすすめ!

なぜ、エステ機器の導入がおすすめなのか、その理由を詳しく解説します。

エステ機器導入がおすすめの理由

エステサロンのサービスは、主にハンドマッサージによるものとエステ機器を使用したものの2種類に分けられます。
ハンドマッサージは、全ての施術を手技で行うため、開業にかかるコストを抑えることが可能ですが、一方で、安定した売上を確保するには、何人もの顧客相手にハンドマッサージを行う必要があり体力的な負担が大きい、スタッフによっては技術力に差が出てしまうといったデメリットがあります。
しかし、エステ機器ならスタッフの技術力に関係なく、安定した施術を行うことができるため、顧客の満足度アップが期待できます。
さらに、提供できるメニューも豊富になるため客単価や集客力のアップを狙うことができるでしょう。
開業後、思うように経営が上手くいかないと悩んだ時は、エステ機器の導入を検討してみるのも1つの方法です。

エステ機器を選ぶポイント


エステ機器の価格は安いものもあれば、高いものもあります。
予算を抑えたいからと安い機器を選ぶのもひとつの手ではありますが、中にはパワーが弱かったり、できるメニューが少なかったりと、期待する効果が得られない可能性があります。
エステ機器を選ぶ際は、価格よりも、性能や機能、パワーなどを比較することが大切です。
また、エステ機器の保証期間や修理費用、代替機の有無などは、メーカーによって異なります。
購入やレンタルをしてから後悔しないためにも、相談窓口やアフターサポートの内容もしっかり確認しておくことが大切です。

今回は、サロン経営を成功させるために、開業後にやることをご紹介しました。
エステサロンを開業したはいいけれど、思うように売上が上がらない、集客につながらないと悩むことがあるかもしれません。
そのような時は、今回紹介した内容を参考に、新たな施策を取り入れてみてください。


Related articles