「日々の健康状態を、出社や休憩の合間に測り、行動変容につなげる」。そんな新たなヘルスケア体験が、東京・日本橋のオフィスビルで始まりました。2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで人気を集めた「カラダ測定ポッド」(写真)を使う「(ドットヘルス)カラダ測定サービス」で、首都圏のオフィスビルでは初の導入となりました。

サービスを提供するのは、博報堂、BIPROGY、JR西日本の3社で構成するPHRコネクト共同企業体。三井不動産と連携し、2026年5月19日から日本橋室町三井タワーで始まりました。

今回の導入で注目されるのは、健康測定を特別な機会ではなく、働く人の日常動線の中に置いた点です。利用者は個室ブース型の測定機器「ポッド」に入り、機器の案内に沿って測定を進めます。約8分で脈拍や肌の油分など約50項目のデータを取得できます。測定できるのは心血管、髪、肌、歯、脳、筋骨格の6分野。結果は専用のウェブアプリに蓄積され、グラフで推移を確認でき、3週間に1回程度の継続利用を想定しています。



昼休みや業務の合間に測定することで、日々の体調変化を把握しやすくし、健康意識の醸成や行動変容につなげる狙いがあります。健康経営や人的資本への関心が高まる中、オフィスに設置することで、従業員が無理なく健康づくりに取り組める環境を整えようとするものです。2025年の大阪・関西万博では、大阪ヘルスケアパビリオンの来館者が553万人を超え、同ポッドで自身の健康状態を可視化し、行動変容を促す「リボーン体験」が話題を呼日ました。共同企業体は万博レガシーとして事業を継続し、現在は大阪府内4カ所で提供されています。サービスは約1年間提供する予定。来街者も利用できるようにし、街全体への波及も目指しています。
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健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル