近年の猛暑化を背景に、生理中の“ムレ不快”を可視化する動きが始まっています。生理用品ブランド「ソフィ」を展開するユニ・チャームは日本気象協会と共同で、気温や湿度などの気象条件から生理時の不快感を予測する新指標「生理不快予報」を開始。
同予報は、気温・湿度などの気象データをもとに、生理中の蒸し暑さによる不快感を5段階で表示するもの。ランクに応じて、「こまめなナプキン交換」「通気性の高いショーツ型ナプキンの活用」「クールタイプ商品の使用」など、具体的なセルフケア方法も提案しています。
背景には、日本の夏の過酷化があります。同社によりますと、生理中のショーツ内湿度は最大95%に達することもあり、熱帯雨林と同程度の環境になるケースも確認されています。一方、夏場のデリケートゾーンの不快感について、43.6%の女性が「特に対処していない」と回答しています。今回の取り組みは、従来“我慢するもの”とされてきた生理時の不快感を、気象データによって可視化した点が特徴。天気予報を見て服装を変えるように、生理用品も気候に応じて選択する「生理の衣替え」という新たなセルフケア習慣の提案につなげようとするものです。


健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル