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国内外食産業は軒並み増加傾向

国内外食産業

富士経済の調査結果によりますと、2025年の外食産業の国内市場が35兆7,487億円となったことがわかりました。景況感の悪化で高級業態を含む西洋料理やアジア・エスニック料理などが伸び悩んだ一方で、食事に加え、仕事や勉強の場として利用頻度が上昇しているコーヒーショップなど喫茶は、メニュー価格改定による単価上昇も追い風となり伸長しています。また、串カツ・串揚げ専門店やおにぎり専門店など低単価なメニューに特化した業態は好調です。さらに、大阪・関西万博の開催で前年以上にインバウンドが増加したため旅館やホテルなど宿泊宴会場が続伸したほか、うなぎや寿司、てんぷらなどの日本料理も好調でした。

国内は外食産業の時間別得る上げの推移では、2025年のモーニング市場は、開店時間が早く、また、モーニング限定メニューを展開するハンバーガー店や牛丼店といったファストフード店が好調で、特に牛丼店はモーニングメニューのブラッシュアップと割安感によって伸びています。今後は規模の大きなテイクアウトや喫茶、ファストフード店を中心に拡大が予想されます。ファストフード店の店舗数も増えるとみられるほか、コーヒーショップでは客単価の上昇が予想されます。

2025年のランチ市場は、ファストフード店が、モバイルオーダーを始めとするユーザーの利便性向上や接客の効率化による回転率アップを背景に伸長しました。また、喫茶がオフィスワーカーの食事需要を獲得したことなども伸びにつながっています。今後はモーニングと同様に、ファストフード店の店舗数増加などによって引き続き市場拡大するとみられます。

2025年のディナー市場は、店舗数減少などに伴うホームデリバリーの苦戦、料飲店での遅い時間の客数減少などによって、その他の時間帯に比べ小幅な拡大となっています。規模が大きいスナック・クラブ・パブや焼肉料理は前年割れとなっていますが、量販店デリカやCVSテイクアウトフード、回転寿司といった一部業態では続伸しました。今後はディナーメニューに力を入れるファストフード店や、イートイン回帰が強まるファミリーレストランなどが伸びると予想されます。単価の高いディナーの時間帯で、ディナー向け価格を改定した後でも割安感が出せることが強みとみられます。

執筆
代田 多喜子

健康ジャーナルライター

ホリスティック・ ジャーナル

編集長 代田 多喜子

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