矢野経済研究所は、国内インターネット通販(主に消費者向け物販分野)市場の調査を実施し、商品・サービス分野別、参入企業の動向を明らかにしました。ここでは国内ECサイト運営事業者を対象に実施したECサイトの運営状況等に関する法人アンケート調査から、回答事業者の売上・収益性・成長性を総合的にみた現在の消費者向けインターネット通販事業(BtoC-EC)の状況について一部の分析結果を紹介します。
経済産業省の「令和6年度電子商取引に関する市場調査」によりますと、2024年の物販系・サービス系・デジタル系分野を含むBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、26兆1,225億円(前年比105.1%)となっています。このうち物販系分野は15兆2,194億円(同103.7%)。同年のEC化率が9.78%(同0.4ポイント増)となった物販系分野では、新型コロナウイルス禍の影響を受け拡大した2020年、2021年と比較すると緩やかですが、堅調に推移をしています。
サービス系分野では、旅行、飲食、金融の各サービスが二桁成長となり、好調に推移しました。オンラインゲームや電子出版などのデジタル系分野はオンラインゲーム市場の落ち込みが続く一方、有料音楽・動画配信が堅調に推移しています。2024年のBtoC-EC市場は、各分野が前年を上回る成長をみせており、特にサービス系分野は前年比9.4%増と二桁に迫る成長を示し、拡大基調にあります。


健康ジャーナルライター
ホリスティック・ ジャーナル
